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塩見孝也さんの [生前葬]によせて
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    塩見孝也さん 生前葬の決意をされたこと、心からお喜び申し上げます。 
     わたしは、平和のピアニスト池辺幸惠と申します。

     わたしは今、「ピースウォークfrom沖縄」の平和行進の後方支援で、
     西に東にと駆け回っておりますが、これも、
     出家されている空の人、石橋行受さまだからこそ働かせていただいております。

     そのことからも塩見大先輩(同郷・同窓の中高の大先輩・・)のこのたびのご葬儀は、
     大変に意義深いことである、わたしなりの説明をしてみたいと思います。

     今の混迷の時代、人心や企みにだまされないたしかな働きができるためには、
     一度死ななければならない、とわたしは思っています。^^
     それは出家することです、一度死ぬことです。
     そうすれば、人間の汚い自我を脱ぎすて、迷うことなく
     間違いのない正しい方向性をもって働けると思うのです。

     というのも、塩見さんもですが、
     平和を願う市民の守ろうとしている「わたしたちの日本国憲法」は、
     かつての戦争で天に上った数千万の生命と引き替えに天より下りてきたかのような、
     戦争放棄・基本的人権の保証・人民主権のわたしたち人民にとって「理想の憲法」なのですから。


     この未来の先取りしたかのような「わたしたちの平和の憲法」のむこうには、
     明治以来、絶対君主の天皇を神としていただいていた明治・大正・昭和の大日本帝国により、
     潰され悲しみ苦しんであたら未来ある生命を落とされてしまった、
     多くの死者たちの“昇華された平和への祈り”があると思うのです。

     又、明治以来の、日本の侵略による搾取と抑圧と弾圧により、
     専制と隷従、厭迫と偏狭を押し付けられた中で抵抗し殺戮されてきた方々、
     日本軍により生命を奪われた朝鮮や台湾、アジアの植民地の国々の幾千万の方々、
     又赤紙一枚で殺され南方に海に野や山に打ち捨てられたまま無駄死にさせられた同胞の日本軍兵士たち、
     原爆で一瞬にして溶けてしまったわたしたち、空襲で生命もすべてを失ったたくさんのわたしたち同胞の、
     その幾千万の人々の日本国へのメッセージが、「もう戦争は二度としないで」の思いが現憲法に入っているでしょう。


     ですから、今の時機、真にこの「日本の平和への再生」のために正しく働けるには、
     わたしたちは一度は死んで、彼ら幾千万の死者の魂を味方につけることが必要だとわたしは思うのです。
     死んだ気になってといいますが、それは、見えない世界とつながることです。

     そして今、真実未来につながる日本のすばらしい再生に向かうためには、
     この多くの死者たちの昇華された願い、平和への希求とともに動けてこそ、
     これからの日本を世界をほんとうに平和で明るい社会に向かわせれるだろうとわたしは思っています。
     
     それは過去の日本の歴史を恣意的に歪めたりしないで、ありのままを正しく見れることも、
     たしかな未来、真に平和な世界をつくることにつながります。

     そして大日本帝国に殺された死者たちの声を正しく聞き、かれらの味方となれてこそ、
     犠牲となって亡くなられた方々のいる輝くあの世とつながれる世界、
     目にみえない形而上の世界の、精神的な後方支援が、広大無辺の
     目にはみえない広い世界からの支援ををいただけるだろうとわたしは思っています。


     この混迷の社会、形而下のエゴと知識と欲にまみれた世界に、
     死者たちからの昇華された輝く光をあて、本物の地球のエコ、
     ほんとうの智慧を持って、世界を良くする方向に進んでいきたいものです。

     わたしたちは、過去の死者たちの受けた苦しみ悲しみ、恨みをしっかりとわかった上で、
     その思いを、今は昇華して天にいるあまたの死者たちの無限の光のパワーとともに、
     今世にあるわたしたちは現世の浄化につなげてゆかねばならないと思っています。


      ところで、現在の日本は、この11年間連続で自殺者が年間3万数千人ずつですから、
     21世紀に入ってから、今の日本政府により、すでに40万の人々が殺されているといえるでしょう。
     そしてその死者の周囲には、10倍の悲しみにくれ憤り不安を覚える人々がいるでしょう。
     これは今の日本政府のわたしたち人民にしかけられた“戦争"ともいえます。
     
     これは、まさに「わたしたちの現憲法」が守れていないからこのような事態が長年続いているのです。
     わたしたちの人権と生命と生活を守ってくれるはずの「現憲法」を今の政府が遵守していないから、
     主権者であるわたしたちにとって息のしにくい、生きにくい社会となっているのです。

     ですから、わたしたちは、過去の大日本帝国による戦争の死者たちだけでなく、
     現在の日本政府によってしかけられた戦争で亡くなられた多くの死者たちの
     無念の思いをはらすためにも、

     今、わたしたちは、一度死んで、エゴにふりまわされることなく、
     あらためてかれら多くの死者たちとともに、
     昇華された天の光とともに、今の世が、
     生きている一人一人にとっての天国となれる喜びの世界へと進んでいけるよう、
     今一度しっかりと死んでから、天と通じながら動くことが必要だろうとわたしは思っています。


     塩見大人も、過去の行動の精算を現世のムショ暮らしでなさいましたが、
     今、改めて、生前葬をなさって、この世から出家されてあの世と通じて、
     精神的にも過去ご迷惑をかけた方々とあの世で仲直りを果たされ、
     かれらとともに彼らの智慧を受けてこれからの世界を明るく平和にしてゆかれるとよいでしょう。
     
     今の時代こそ、一度死ぬチャンスです、しかし「生前葬」で、
     そして亡くなられて声の出せない彼らに替わって、まだまだ働ける体が声あります。
     「生前葬」で、この世でのお足(金)も入ります。
     それを見えないかれらとともに歩む活動に生かせるのは、すばらしいことです。

     死ねばエゴもてらいもなくなり、声の出せない死者たちとともに歩みながらも
     声が出せる動ける、それこそが、死を経て、新生される
     塩見大人のこれからの大いなるご活躍につながることでしょう。

     死者となられ“新生”される塩見さんの新たなご活躍を大いに期待しております。
     ともに、日本の明るい未来と平和を願い歩んでまいりましょう。
    posted by: peaceyukichan | - | 18:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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