Search
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< June 2019 >>
Recommend
New Entries
Recent Comment
  • 米政府が「代替え地」を要求するなら、安保の解消を
    池邊幸惠 (06/17)
  • 米政府が「代替え地」を要求するなら、安保の解消を
    (06/16)
  • イスラエルが暴挙 平和の支援者たちの船を攻撃、死傷者多数
    池辺幸恵 (06/16)
  • イスラエルが暴挙 平和の支援者たちの船を攻撃、死傷者多数
    朔 (06/03)
  • 米政府が「代替え地」を要求するなら、安保の解消を
    BB (05/22)
  • 辺野古に日本にアメリカ基地はいらない!
    mai (05/04)
  • ひらめ裁判官による岡山地裁の判決
    なな (04/10)
  • ひらめ裁判官による岡山地裁の判決
    オルグ (04/10)
  • 今いちど 裁判員制度を 検証!
    アカース (02/26)
  • 思考盗聴、聞いたことある?
    yama (02/21)
Recent Trackback
Category
Archives
Profile
Links
mobile
qrcode
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
私たち民衆の政権めざし『永世中立国宣言』を!
0
                 池辺幸惠@西宮 平和のピアニスト

     私は先日、西宮で母を看取り、郷里での葬式と実家の片付けを済ませてきました。葬式を出すことは母の人生だけでなく“自分の人生とその最後”についても深く気づかせてくれます。そして戦争とその犠牲の中の母の青春を思う時、世界中の一人一人の人生が、せめて戦争で中断されることなく笑顔で人生をまっとうできる社会にならねばと強く思いました。

     そのためには、世界の国々が“戦争をしないさせない、自由で公正な恒久平和をめざす”という信念をもって、みなでよくよく考えあわせて、そのための賢い方策を練り執っていくべきだと思います。
     日本にとってのその方策の一つに、まずは『永世中立国宣言』があると私は思うのです。それは、今のアメリカの占領国まがいでない真の独立国へと前進させるものです。その確かな平和の理念を持った上で、軍縮・非核を進め世界の国々と対等な政治・経済・友好・援助の関係を結んでいくべきではないでしょうか。

     省みて、今の日本はどちらの方向を向いているでしょうか。近世の日本は明治以来アジア・太平洋に侵略に出かけ15年戦争では、敵味方あわせて2000万人以上もの殺戮をし、原爆や空襲で沖縄・本土も焼かれ、満州や外地に多くの国民を棄民したままの敗戦をしました。だのにそれらへの正式な謝罪も戦後補償も全くといっていいほどしていない無責任国家体制です。

     その敗戦後に、多くの犠牲を贖うべく成立した戦争放棄の「平和憲法」を獲得して、私たち戦争で犠牲となり虐げられた庶民や民衆は喜こんでこの平和憲法を私たちのものとしました。それが“押し付け”であるはずがありません。押し付けられたと思うのは、依然として戦争をしたい支配者たち一部の者たちだけでしょう。
     長年の自民党政権は、私たちの平和憲法に違反したまま、アメリカ軍への基地提供やアメリカの戦争の資金援助を続け、ずっと戦争に支援と加担をしてきました。このたびの選挙で軍事国家アメリカの傀儡であった自民党政権は敗退しましたが、新政権を担う民主党も体質的には同様に親米で軍事同盟優先であることは明らかです。

     しかしこの度、戦後初めて私たち国民の選挙による政権交代がなされたのですから、私たちは新政権に国の主権者としての注文をしっかりとつけながら応援しながらも、平和と外交には特に厳しい目で見守っていかねばならないと思います。そして「ほんとうに私たち自身の民衆の政権ならば、どうするか」をいつも課題として私たちなりの要求と解決を考えながら新政権に臨み、挑んでいく気持ちでいかねばならないと思います。

     ですから私たち民衆は、現民主党政権の次に来たるべき私たち民衆自身の『真の政権交代』を目標にして、民衆の平和の連帯をしっかりと繋いでゆきたいと思います。主権在民の私たち庶民・民衆の望む“本当の民主主義社会”の明るい未来像を描きながら、日本の政治をわたしたち民衆の一人一人が政治への意識参加を高めて、さらに前進・改革へと進めていかねばならないと私は思っています。

     そこには、私をふくめて一般市民が支配者たちの思いのままに、政治から遠ざけられ漫然とした『平和ボケ』でいたことへ大きな反省があります。戦後60数年、私たちは喜んで受け入れた平和憲法を持っていながら、それを活かせることないままにここまでの危機を招いてしまった現実への大きな反省をせねばなりません。もちろん、あくことなく闘ってこられた方々もおられるのでしょうが、そでも一般市民への憲法と政治意識の浸透や実効性が伴っていなかったように思われます。

     しかしながら今も確実に平和に向けて歩を進めたいという私たち庶民・民衆の思いは決して変わってはいないのです。むしろ、危機を目前にして意識は高まってきています。それは、世論調査で9条を変えたくないという市民の割合が徐々に増して今は過半数を超えていることからも分かります。私たちにとってあの15年戦争の爪あとはいまだに消えていません。国家の戦争の犠牲になるのは、いつもわたしたち民衆なのですから。

     たとえば、第一次世界大戦の時の死者は、軍人が95%を占め、民間人の犠牲者はわずか5%でした。ところが、第二次世界大戦での犠牲者は。軍人が52%に対し。民間人は48%にふえています。太平洋戦争でどうだったかというと、日本全土では軍人の犠牲者が23%、民間人が77%になっています。さらに戦後の朝鮮戦争では、軍人の犠牲者は15%、民間人の死者は85%です。そしてベトナム戦争では、軍人の犠牲者はわずかに5%なのに比べ、民間人の犠牲者はじつに95%におよんでいます。

     そして、アフガニスタン・イラク・ガザもしかり、アメリカの軍人の犠牲者数に比べて、その100倍の比率が民間人の犠牲者として妥当な犠牲者数だと言われています。たとえば、イラクで1万人のアメリカ兵の犠牲者数に対して、イラクの民間人は少なくとも100万人を超える犠牲者がでています。ですから今は軍人1%の犠牲者に対し、民間人の犠牲者は99%以上なのです。それに現実に500万人もの難民も発生しました。その上アメリカは戦争だからとして、これら民間人の犠牲者や破壊行為に対してなんの弁償もしません。破壊したもの勝ちのマッチホンプで、侵略した国からさらに再建という名目で強奪と搾取をつづけてきて、まさに侵略・殺戮という戦争犯罪を犯しているのです。
     そのイラク戦争の戦費は日本や中国等が買った膨大なアメリカ国債だけでなく、アメリカ国内のアメリカ国民にとっても莫大な負担となっています。その戦費のほとんどが、軍需産業関連や石油産業に費やされて世界経済を脅かし、アメリカの一部企業を儲けさせているのですから。それら関連企業のCEOがまさにチェイニーやラムズフェルド、ブッシュたちに代表されるアメリカの為政者たちですから、アメリカ国民も国家も少数の新自由主義の支配者たちの私利私欲によっていまだに蝕まれているといえるのです。

     このたびアメリカ合衆国のオバマ大統領が、核廃絶宣言をしてノーベル平和賞をもらうそうですが、今世界で一番大量に核兵器を持っているのはアメリカです。まずは自国の核廃絶から着手し、何より通常兵器の使用と兵隊の削減、戦地からの撤退も同様にすべきではないでしょうか。自国が侵略戦争をつづけたままで、よく平和賞がもらえるものだと思います。自国の現実と平和賞との矛盾にするどく言及して、その解決に言行一致を見せてこそ受賞に値すると言えるでしょう。

     しかしまさに、これからの戦争は核を抜きにしては語れません。それは即、地球単位の人類の存亡にも関わることがらです。恐竜が巨大隕石の衝突からの氷河期でいっせいに滅びたように、これからの戦争に核が使われることは必然ですから、「核の冬」と「放射能の遺伝子への影響」による『人類・生物の滅亡』が当然予測されます。劣化ウラン弾は、イラクの人々の多大な犠牲だけでなくアメリカ兵士自身にも放射能による犠牲を伴い、その数は湾岸戦争以来100万人に達するでしょう。ですから、私たちは今こそ、戦争でなく向きを180度転換して、平和へと世界の政治の目標を確実に方向転換すべき時にきています。

     ですから、真の平和を求める“私たち日本の民衆自身の新政権”のビジョンとして、日本はまず9条を実践するためにも『永世中立国宣言』をすべきだと思います。

     60数年前まで、天皇による絶対主義的軍事政権に牛耳られ周囲の諸国にあまたの被害を与えてしまった日本です。明治以来の10年ごとの侵略戦争と、植民地に専制と隷従、圧迫と偏狭を押し付けてきた多くの事実、そして15年戦争の悲劇の記憶もまだまだ記憶にあります。消すわけにはいきません。人は、過去の事実を正しく見つめ真実を知り反省できてこそ、二度と同じ愚かな過ちを繰り返さないえるからです。

     それに世界の国々、特に侵略されたアジアの国々はあの頃の「日本の狂気」を忘れてはいませんし、これまでの自民党政権による日本の軍国化への傾倒をみて再びそうなりはしまいかとの危惧を持っていることも確かでしょう。ましていまだに天皇を中心とした神の国に戻りたいという幻想を抱いている人たちが自民党をはじめ支配者層に多いことも確かなのです。

     ですから、これからの日本の平和な未来への発展を願う時、本当に世界にとって有用で尊敬される国へと成長してゆくためにも、何よりもまず日本は二度とあのような戦争はしないし、どの戦争にも加担しないし、全ての国々と同等の距離を保つという決意を今一度あらたにしなければならないと思うのです。

     そのためにも日本は、9条を生かした『永世中立国宣言』をすべきだと私は思います。その確かな平和の理念を持った上で、軍縮・非核を進め、周囲の国々と対等な政治・経済・友好・援助の関係を結んでいくべきではないでしょうか。

     そして、あくまでいのちと人権を大切にする、地球とそこに住むものすべてを大切にする“平和憲法を生かせる政治・社会体制”づくりをしてゆくべきだと思います。国民主権の幸せに暮らせる平和憲法の実践を第一義としてゆく政治体制づくりに取り組むべきだと思います。

      そのためには、同じく平和憲法を持ち、国民一人一人がそれを意識し活かせるための国家的取り組みをしている中米のコスタリカを見習い、日本も国民一人一人が率先して自分と周囲の幸せのために日々、平和憲法尊重の実践をしてゆけるようになればいいなと思っています。

     そのために私も及ばずながら平和実践を、ピアノ演奏とスクリーンの平和メッセージによる“ピースコンサート”で活動をしています。又“被爆ピアノ”を通じて、核廃絶を願う“被爆ピアノ平和コンサート”の活動もはじめています。
     一人一人が政治に平和の理念を持ち、自分のできるところからの平和憲法の活用を意識し実践につなげてゆくならば、必ずやこの日本は真に世界に誇れる“平和な国”になれるだろうと思います。

    池辺幸惠@西宮 平和のピアニスト 2009.10.15 http://yukichan.cc


    (ps.10月31日(土)には多摩市の永山公民館で、11月1日(日)には静岡葵生涯学習センターで『被爆ピアノ平和コンサート』を行います。いずれも夜です。)

    posted by: peaceyukichan | - | 22:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    この記事のトラックバックURL
    http://peace.yukichan.cc/trackback/1165958
    トラックバック